better, more
November 25th,2012
   Stories の Sun & North Wind は、「僕の方があんたより優れている」という話なので、比較の形が数回出てきます。 「比較級」などと言われると、とたんに難しい感じがしてきますが、-er 又は more が形容詞に付くのと、than が「〜より」という時に使われます。                  
I'm better than you.
僕は、君よりベターだ(優れている)
better が、good の比較の形だというのを知っている人も少なくないと思います。
I'm worse than you.
僕は、君より悪い(劣っている)
worse は、bad の比較の形です。

I'm taller than you.
I'm richer than you.
I'm smarter than you.
I'm more intelligent than you.
僕は君より、背が高い/金持ちだ/頭が良い/知的だ
(普通は言わないと思いますが・・・)

More is not always better.
過ぎたるは及ばざるが如し
The orange that is too hard yields a bittter juice.
英語のことわざだはこのように言うようで、yield は「産出する」、直訳すれば「硬すぎるオレンジは、苦いジュースになる」でしょうか。
not always が「いつも〜とは限らない」という使い方になります。こういう否定しの仕方は、慣れるまで時間が掛かります。

If human technology was better, I could generate more than you.
もし、人間の技術がもっと発達していたら、僕(北風)の方が君(太陽)より多く発電できるよ。
この文では、「would」 のところでやったように、現実と違うことを言っているので、was とcould という過去形が使われています。

ちなみに今回のストーリーでは、said の代わりに、retort(ed) 「きっぱり言い返す」や quip(ping) 「逃げ口上を言う」を使っていますが、これは、同じ動詞を繰り返さないように、英文の校正をしてくれている先生が直してくれたものです。 自分自身が知らない単語を使うのは恐縮ですが、ご勘弁ください。

英語では(特に文章として書かれるとき)、同じ動詞をくり返し使うことを避けたがるようです。もちろん、我々が会話するときは、そんなことをしている余裕はありませんし、口語ではあまり気にしないように思います。

前に使われたものも含め、said に代わるもの。said に置き換えて読んでもらっても結構です。

chime 口を挟む
stop 制する
blurt out ついつい言う
state はっきり述べる
interject 割ってはいる

laugh の代わりに使われたもの

chuckle くすくす笑う

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