現在形3 I see. その1
May.13th,2012
   I see.  は、「わかりました」「そうですか」という感じの、シンプルな言葉で、あいづちとしてよく使われます。 "She is a important doctor. She has a power. "  "I see"    "It is a good dictionary.  I recommend it."  "I see."   ここでは、相手の言ったことを理解していること、許容していることなどを表しています。  これに対して、"He is a good person. I want to recommend him for the post."   "I don't think so. I know him."というように、彼を知っていて、推薦したくない場合は、違った表現になります。
   ここで使われた、recommend推薦する、 think思う、 know知っている などは、現在形でこのような形で使うことになります。 これらについては、前回・前々回の「現在形が表す普段のこと、状態や実態」というのとはちょっと違います。前回は「心の状態」という言葉も使いましたが、このように現在の心の動きを表すものでは、現在形が使われる傾向があるようです。

I think what you said is correct.
I have a good idea.
I recommend that restaurant.
I know her.
I perfectly understand what you said.
I remember you.
I can't remember his name.
I'm sorry. I forget your name.
A:I think he will come.  B:I hope so.
The accident reminds me my accident in my childhood.

あなたの言ったことは正しいと思います。
いい考えがあります。
そのレストランを推薦します。
彼女を知っている。
あなたの言ったことは完全に理解しました。(完全に理解しています)
あなたのことを覚えています。
彼の名前を思い出せない。(名前を(今)覚えていない)
すみません。お名前を忘れました。(忘れています)
彼は来ると思う。(willは、未来のことを表す) そう望みます。
その事故で、子どもの頃の自分の事故を思い出した。  (その事故は、子どもの頃の自分の事故を私に思い出させた。)

   ものによっては、日本語に引きづられて、過去形にしたくなるものもあります。
   日本語と英語では、どちらも同じ人間が使う言葉ですので、共通点は多いですが、(例えば、I know her. という場合、何も詳しく知っていなくても「知っている」と日本語でも言う。)、一方で、日本語では過去形だが英語だと現在形、日本語だと否定形だが英語だと肯定形のように違うもの、また動詞の使い方で日本語とイコールでないもの(上記のrememberは、日本語の「覚えている」と「思い出す」の両方に対応しており、慣れるまではとまどいます。)などのように違うものもそれなりにあります。
   基本をおさえつつ、そこもケアーしていく必要があり、大変といえば大変ですが、「なるほど、こう違うのか」と、知的好奇心を満足させると考えれば、楽しさもそれなりにあると思います。

現在形3 I see. その2
May.13th,2012
"She is a important doctor. She has a power."    "I see. "   "She is thinking to make the company go bunkrupt."   "I see."   "You are not interested in the incident, are you?"   "I don't care about the incident of TV drama at all. I don't watch TV so often."     "OK. OK.  So what are you interested in? "   "I'm interested in exercise now."    "Oh,it's good. What do you do?"     "Swimming. Do you remember I joined swimming club in my school days?"   "I can remember. You were the worst swimmer in our school."

important  は、「重要な」ということを知っている方も多いと思います。
power は、「パワー」として日本語になっています。
thinking は、「現在進行形は、『たった今考えている』ということと言ったではないか」と怒られそうですが、基本はその通りです。ただ、言葉では「比喩的に使う」ということが時々起こります。ここでは、「彼女が考えている」ことを「強調する」、「最中だ」感を出すために使われています。
make は、「される」という意味の使い方で、「作る」という本来の使い方とは別の使い方です。(これについては、別項での解説がいつか必要です)
go bunkrupt は、「倒産する」という意味です。
be interested in は、「興味がある」ということを知っている方も多いと思います。
are you は、いわゆる「付加疑問文」というもので、名前は覚えている方も多いと思いますが、なかなか日本人は使わないような気がします。実際は、しくみは簡単なので(前文の後にコンマ(comma)を付け、肯定/否定を入れ替え、語順を疑問文としてひっくり返しクエッションマーク(question mark)を付ける)、また、疑問文でなく平常文で入れるのも楽であり、せっかくですので使える人は使ってみてはいかがでしょうか。ここでは、「君はその事件に関心がない…ようだね」という感じになります。
so often は、「そんなにたくさん」、「そんなに」という意味です。
care は、「気にしない」「関心がない」という意味です。
What do you do? では、実際exercise(運動)というけど、「何をやっているの」と聞いています。
join は、「参加する」という一般的な言葉です。
I can remember. は、「覚えている」「思い出すことができる」という意味です。I remember. でも同じ意味です。(厳密に言うと、canは「できる」ということですので、ニュアンスは多少違うと思いますがささいな問題です。)
worst は、badの最上級であることや、最上級にはtheがつくことも知っている方もいると思います。  

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