I'm doing  その1
Apr.1st,2012
   いわゆる「現在進行形」といわれる文は、be+doing という形であることは覚えている方も多いと思います。 現在進行形の一番難しいところは、現在形と混同してしまうことです。  逆に、この混同さえなくなってしまえば、それほど難しいということはないと思います。 いずれ、「もっともシンプルな形から覚えていく」というのが、語学学習の鉄則ではないでしょうか。  もっとも、「もっともシンプルな形」というのが、日本での英語学習では、あまり示されていないのが問題である気がします。

I'm reading a book.
What are you doing?

What are you doing? の方が先に来る質問で「何をしていますか」と尋ねており、もっともシンプルでノーマルな質問だと思います。

I'm reading a book. は「本を読んでいます」ということになります。
I'm はI am の省略形ですが、もちろん意味は同じですし、どちらが正しい使い方とかいうことも、ありません。

I'm watching an old movie.
I'm listening to music.
I'm eating.
I'm swimming.

I'm eating. は、ちょっと変ですね。食べているのは見ればわかるからです。
I'm eating a breakfast.  であれば、11時頃食べていれば答えとしては納得できます。
I'm eating a late breakfast.  であれば、late 遅い 朝食を食べているということで、さらに納得感がある感じです。

I'm swiming. はさらに変な答えです。
一方、「昨日の3時ころ何をしていたの?電話したんだけど。」
というような質問に対しては、
I was swimming.  
水泳をしていたんだ
と言えば自然ですよね。

一方、「昨日は何をしたの」「昨日何してたの」という質問
What did you do yesterday?
に対しては、

I swam.
水泳をしました。(水泳してました)

という方が自然です。
これは、質問者が「何をしたか」を知りたいのであって、その上の文の「ナニナニ中だから電話に出られなかった」の「ナニナニ中」というものを聞きたいわけではないからです。

このように、日本語の「している」とか「していた」に引っ張られないで、あくまで「be doing では、「ナニナニ中」を意識している」ということが大事ですが、それが実感として感じられるためにはそれなりに「量」が必要で、多くの文に触れる中で自然にイメージがつかめるようになります。

I'm doing その2
Apr.1st,2012
"What are you doing?"    "I'm eating."    "Of course you are eating.  I can see it.  Why are you eating so late?  It's already 11 p.m."  "I was teaching in the morning."   "What were you teaching and to who?"    "I was teaching how to eat doog food to my dog."    "What? You don't have to teach your dog how to eat doog food.  Dogs eat doog food naturally. You were wasting your time. "

Why are you eating? は、「なぜ飲食しているの」という意味です。
so late は、「そんなに遅く」という意味です。
arleady は、知っている方もいると思いますが「すでに」という意味です。
What were you teaching? は、「何を教えていたの」という意味です。
to who  というのは、「誰に」という意味です。
don't have to は、have to の項でやったように、「必要がない」ということです。
how to eat は、「食べ方」というのは、知っている方もいると思います。
naturally は、「自然に」という意味です。
You were wasting your time. だと、「(その時)時間を無駄に使っていたな」という意味ですが、
You wasted your time.
とシンプルに言えば、「時間を無駄に使ったな」という意味で、どちらを使ってもいいわけです。

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