can YES WE CAN その1
Jan.15th,2012
   SVOの項の例文でWhat did you do last weekend? や   I didn't know that.  Didn't you know that? などで使われるdo(ここでは過去形のdid)は、疑問文や否定文を作るときに加えられたり、Do you play tennis?への答えで Yes,I do.のように動詞の代用で使われたりします。このように動詞を助けるということから、助動詞と言われていたのを覚えている方もいると思います。
   何と呼ばれるかは重要ではありませんが、canもこの仲間で、オバマ大統領がキャンペーンでYES,WE CAN!旋風を巻き起こしたのは記憶に新しいところです。
   Can you help me? -Yes, I can.  Can I ask you something?- Sure.  のように日常最も多く使われる助動詞の一つといえるのではないでしょうか。
   動詞を例えば今10個覚えいるところに1個新たに覚えても、話せることは少し増えるに過ぎませんが、助動詞は動詞に「ある意味」を付加するので1つ覚えると格段に言えることの巾が広がります。
   canは、もともと「可能」を表す言葉で、日本語でもそうですが、可能は「していいか、してもらっていいか」を尋ねることに使われます。
 Can I pay by credit card?
 Can you explain this?
 Can we meet at the station tomorrow?
 Can I use the bathroom?
 Can you give me a ride to the station?
    このように、ほとんどのお願い的な質問は、canプラスあなたか私でできてしまう、なんとも便利な言葉です。
     もちろん、本当にできるかできないかを表すことも可能です。
 You can use this machine anytime.(これもしてもいい系ですね)
 Can you ski?
 You can eat this vegetable after heating.
 Can you use chopsticks? 

can YES WE CAN! その2
Jan.15th,2012
"Can I ask you something?"  "Sure.What do you want to know?"  "I heared you play tennis."  "Oh, yes.  I play tennis."   "Can you teach me someday?"   "Oh, you want to learn tennis.  Good.  I can teach you anytime."  "Thank you very much."
   
   someは、「何か」系を表します。something「何か」、someday「いつか」、someone「誰か」となります。
   anyは、「何でも」系を表します。anything「何でも」、anytime「いつでも」、anybody「だれでも」となります。
   someは肯定文、anyは否定文や疑問文と覚えていると何がなんだかわからなくなります。(例によってはそのように使われる場合も確かにあるのですが。)
   そのように、テキストなどでも「簡単に説明しようとして、かえって間違っているもの」があるので、注意が必要です。その意味では、文法と言う理論から入るのは危険な場合もあり、多くの例文などで慣れのほうから入ったほうがかえって分かりやすい場合もあります。     

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