If と will その1 | |
Jun.10th,2012
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今回同じ日にアップした STORIES の Smile の中に If が 3回ほど出てきます。 If you get one more complaint from a customer, you will be fired. これは、「客からもう一度クレームがきたら、お前は首だ」ということになります。 complaint は、「不満」の意味です。 get は、「得る」を表す最も一般的な言葉です。 fire は、「首にする」という動詞なので、ここでは受身の形で使われています。 If は、もちろん「もし」ということです。 will は、「将来」首になるわけなので 「なるだろう」ということでwill が使われています。 ここで難しいのは、get です。 客からクレームを得るのは、将来のことなのだから、ここでもwill get とするべきではないのか、などと迷路に入っていきます。 ここでは、「条件」の文の中なのでwillを使っていない、ということでとりあえず深入りせずにおきます。 If を使うコツは、まず、この一番シンプルなIf の使い方を覚えてしまうことです。 「もし」は、2種類あると言いました。 一つ目は、先の文ですが、単に仮定していることです。 もしよろしかったらどうぞ If you like it, please keep it. もしいい人間だったら雇おう。 If he is a good person, we will employ him. もし大変だったら、言ってください If it's hard for you, please tell me. もし難しいようなら、飛ばしたほうが良い If it's difficult, you should skip it. この形のIfが使えるだけでもかなり言えることが広がるはずです。 また、will は、改めてやるとしても、未来を表すにはwillの力が必要なことは確かです。 I will never come here again. けっしてここには二度と来ないだろう。 怒った客の言葉です。 never は、「決して〜しない」という、no+ever の言葉です。 もう一つの「もし」があります。 「もし私があなただったら」とか「もしお金があったら」などと、ありえないことや今とは反対のことを言う場合です。 この場合には、英語では1つのテクニックを使います。 If I had money, I would buy the car. もし、お金があったら、その車を買うのだが。 今回は、これ以上触れませんが、英語では、このように「過去形を使うことで現在との違いを表す」というテクニックを用います。(なぜかと問われれば困りますが、言葉ではいろいろなテクニックが使われるものです。) ここでは have⇒ had will⇒ would とそれぞれが過去形に変化しています。 |
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If と will その2 | |
Jun.10th,2012
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recomend は、「薦める」という意味ですが、recomend をするのは「今」なので、特にwill などは付いていません。 If you buy a car, I will go to the shop with you. If you buy a car, I want to go to the shop with you. 「行く」のは将来ですし、「したい」のは今です。 このように、文を作るのはフレキシブルなので、あまり「センテンスを丸暗記ばかりする」のは効果的とは言えないと思います。 eco-friendly は、日本語になっていると思います。 money-friendly は、ジョークとしてネイティブもよく使うタイプの表現のようです。 -friendlyの部分をくっつければいろいろ使えます。 If I were you の were は、 I に対して本来は was が 使われるはずですが、古い英語の流れで、このIf の文に限り、were が使われるほうが一般的のようです。 |
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