should  その1
Mar.18th,2012
   should は、「すべき」と訳されることが多いと思います。  勉強すべき、ちゃんと挨拶をすべき、敬語は正しく使うべき、クラシックは静かに聴くべき。  前回のhave to 「しなければならない」が、どちらかというと「社会通念上」とか、「状況から判断して」そうするのが当然の度合いが強いのに対し、「すべき」の場合は、もっと「個人の判断が入る」ような気がしますが、「私はもっと勉強しなければならない」と「私はもっと勉強すべき」とどこが違うかとあまり悩むより「大きく外さなければだいたいで使う」というのが、英語学習ではいいと思います。
   またshouldを「すべき」と訳しているのは、便宜上であり、当然訳さなくて理解できるならそちらの方がベターであり、日本語はあくまで「自転車の補助輪」のようなもので、いつかは外したいものです。

You should use more polite expression.
You should use this machine.  It's very convenient.
もっと丁寧な言葉(表現)を使うべきだ。
この機械を使うべきだ。とても便利だから。

実際は、日本語だと「したほうがいい」を使った以下のほうが自然かもしれません。
もっと丁寧な言葉を使ったほうがいいよ。
この機械を使ったほうがいいよ。とても便利だから。

We should know about our society more.
We should eat vegetables more.
もっと自分たちの社会のことを知るべきだ。
野菜をもっと食べるべきだ。
We have to eat vegetables more.
野菜をもっと食べなければならない。
にしても、意味が変わるわけではありません。

have toを過去形had toにして、I had to work last Sunday.
(先週の日曜日は働かなければならなかった。)
になると前回ありました。

I should study English more.
I should have studied English more.
英語をもっと勉強すべきだ。
英語をもっと勉強すべきだった。

日本語が「だ」と「だった」のちょっとした違いなのに比べて、英語のほうでは、should study がshould have studiedになって、急に「上級編」になったと思う方もいるかもしれませんが、冷静に考えてみると、単にhaveがついて、studyが過去分詞と言われる形になっただけです。
また、「過去分詞」という言葉を使っただけで「上級編」になったと錯覚するようなら、(多くの動詞が過去形と同じ形なのだから)「なんちゃって過去形」と呼んでみるのも手かもしれません。

should その2
Mar.18th,2012
"You should study English harder."    "I study English hard."    "How hard do you study English?"    "I read English books every day."   "How long?"    "5 minutes."   "What? 5 minutes study is hard for you? You should study more."   "How much should I study?"    "30 minutes at least."   "It's too long."    "You should have known it earlier."

how muchでは、「量」をたずねていますので、お金でなくてもこのように使えます。
how long では、「とのくらい長く」を 、how hardでは、「どのくらい一生懸命」をかを聞いています。
at least は「少なくても」という意味で、At least 30 minutesと前につけてもいいですし、便利な言葉です。
最後の文は、「それを(30分は勉強することを)もっと早く知るべきだったな」という意味です。
earlier は earlyを「もっと」の形にしたものです。
knownが過去分詞というやつで、このように過去形と形が違うものは、-edの形以外のものだけなので、そう多くないですが「基本的な動詞」なので、英語学習の宿命として覚える必要があります。

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