give SVOO その1
August 5th,2012
   今回も同じ日にアップした Keiko&Professor の Host Family の中から見ていきたいと思います。  今回は、5文型の中のSVOO形です。 5文型は、前々回SVOCをやりました。 また、一番最初の頃にSVOをやり、その少しあとにSVCをやりました。 それぞれの項を読んだ方は気がついたと思いますが、5文型は、複雑ではありません。 ぜひ、すべての文型が使えるようになっていただきたいと思います。 なお、別に「第○文型」という言葉自体は覚える必要はなく、主語+動詞+その他 の形が5種類あることを知り、その使い方に慣れればいいだけです。
   前置きが長くなりのしたが、SVOOの最初のO(オブジェクト)には、「人」が、次のO(オブジェクト)には、「もの」がきます。

One of her former classmates gave her an English-English dictionary.
One of her former classmates は、「彼女のかつてのクラスメイトの一人」という意味です。
one of them の 形は、非常によくでくくる表現で「〜のうちの一人(一つ)」ということです。
長い主語なのでshe に、また英英辞書もit に置き換えてみます。

She gave her it.

gave は、giveの過去形ですが、「与える」という意味ですので、
「彼女は、彼女にそれを与えた」ということになります。

ここで、注目すべきなのは、toとかinなどの前置詞なしで、「語順だけで」この文章は意味を作っていることです。

日本語であれば、 ○○は、○○に、○○を  と、「は」、「に」、「を」という助詞が入らないと、この文章の意味は伝えにくいですが、英語では語順だけで伝えることが可能です。

I taught you it (the other day).

本文では、itは、前の文でのことを示しているので省略されています。

taught は、teach の過去形です。

「私は、あなたに、それを 教えた」
the other day は、「先日」という意味です。

She showed me her dictionary.

「彼女は、私に、彼女の辞書を 見せた」

さて、この3つの文章の動詞 give, teach, show に、共通していることはなんでしょうか。

なんとなく、イメージできる人もいると思いますが、「相手に何かを与える動詞」です。
giveは、文字通り「与える」ですが、 teach も、知識などを与える、show も、相手に視覚情報を与える、というのは理解できると思います。
いずれ、「何かを与える」動詞がこのSVOOのVのところで使われることを覚えていると、それでSVOOは、とりあえず覚えたことになります。

give SVOO その2
August 5th,2012
"I have something to tell you."    "What is it?"  "I'll give you a tip."  "What?"  "I'll teach you a good tip."   "What is it?"   "All great discoveries are made by mistake. "   "I know it's from Mupphy's Law. "  "You know that?"  "Yeah.  So you must be a great inventor."  

I will give you a tip.  
tip は、サービスに払うチップと同じですが、「秘訣」とか「ヒント」という意味があります。
will で、「今から教えますよ」と言っています。

All great discoveries are made by mistake.
「すべての偉大な発見は、間違いから生まれる(作られる)」
are made では、「られった」受動態になっています。

It's from Mupphy's Law.
「それは、マーフィーの法則からのものです」
I know 〜  は、 「私は〜を知っている」という意味です。

You must be a great inventor.

must は、「違いない」という意味で、inventor は、「発明家」という意味です。
ミスの多い相手を皮肉って、「君は、偉大な発明家に違いない」と言っています。  

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